二回ひねって一度たつ
出展作家|乾 真裕子 / 賀口 舟梧 / 竹歳 和真 / 山下 栞/ 山名 琢翔
会 期|2022.10/15(土)〜23(日)*火・水は休館
開館時間|12:00 – 19:00
料 金|無料
W e b|https://kuma-foundation.org/gallery/event/kuma-experiment22-01/
会 場|クマ財団ギャラリー
〒106-0032 東京都港区六本木7-21-24 THE MODULE roppongi206
MAP https://goo.gl/maps/4u3mdpTyS3o6dqB57
▼最寄駅からのアクセス
日比谷線・大江戸線「六本木」駅 4Aまたは7番出口 徒歩4〜10分
千代田線「乃木坂」駅 5番出口 徒歩7分
▼車椅子でお越しの方へ
入口に段差がございますので、スタッフがご案内いたします。事前に下記のお問い合わせよりご来場時間をご連絡ください。
主 催|公益財団法人クマ財団
ビジュアルイメージ|賀口 舟梧
お問合せ|クマ財団事務局
Mail contact@kuma-foundation.org Tel 03-6721-7798(平日:12:00 – 19:00)
フォーム https://kuma-foundation.org/contact/
KUMA experiment vol.1『二回ひねって一度たつ』
公益財団法人クマ財団は「創造性が共鳴し合う、世の中に」をビジョンに掲げ、「クリエイター奨学金」をはじめ、次世代を担うクリエイターの育成に取り組んでいます。
この度、活動中のクリエイター奨学金6期生・55名がそれぞれの作品や活動を発表するシリーズ「KUMA experiment」の第一弾として、企画展『二回ひねって一度たつ』をクマ財団ギャラリー(六本木)にて2022年10/15(土)〜23(日)に開催いたします。
参加するクリエイターはフェミニズムやクィア理論を手がかりに、自身の身体を用いたパフォーマンス・ビデオパフォーマンスを制作する乾真裕子、版画を軸に版表現がイメージにもたらす「大体一緒で、ちょっと違う。」現象に着目して活動する賀口舟梧、基本とされる日本画制作過程を探ると同時に、自然物を対象にした「写生」も追求する竹歳和真、美術教育における諸問題を制作・研究の主題に思考と実践を繰り返す山下栞、「趣味とものづくり」と「ものづくりの⺠主化」というテーマのもと、立体パズルロボット、オセロAIなどを手がけるメイカー、山名琢翔の5名。異なる領域で未来を見据えて創作する若手クリエイターがそれぞれの取り組みを発表します。
Statement
例えば、メビウスの輪を解く一太刀のように制作をすることは可能でしょうか。
「私たちが日々拠り所とするものが目指してきた場所と、これから自身で向かおうとする先には、ゆるやかなズレがある。」この認識こそが、異なる表現領域で活動し、出力方法もバラバラな私たち5人を強く結びつけました。
私たちは、所属する領域や属性、接続する歴史や文化の表とされているところから意図的に距離を取り、裏道を行くように進んできました。しかしその道も辿っていけば、次の地点へ向かうための表通りへと繋がっているのかもしれません。
制作を続ける上で決して無視することのできなかったものや、拭いきれなかった疑問を携え、私たちは今ここに立ちます。ひとつの大きなねじれを持つ輪の上に立ち、現在地から刺しこむ一太刀は、ここから見つめる遠くの未来を切り開くと同時に、過去の見え方さえも少しばかり変容させるでしょう。
私たちは、流れるままに次の時代を待つのではなく、確約された未来よりも少し離れた場所を目指し、期待を込めてこの展覧会を投げかけます。