MAYUKO INUI

Stilllive Village:生のアリーナ

日時:9/17(土)17:30、9/18(日)17:30

会場:神鍋高原キャンプ場 ファイヤーサークル

上演時間:2時間

料金:前売3,000円 当日3,500円

チケット予約:
Day 1(9月17日):http://ptix.at/P3C2HB
Day 2(9月18日):http://ptix.at/Gs24tG

備考:

豊岡演劇祭WEBサイト https://toyooka-theaterfestival.jp/program-event/4651/

Stilllive VillageWEBサイト https://www.stilllive.org/生のアリーナ

※9/16(金)にライブ配信予定

※9月17日・18日は、神鍋高原キャンプ場~江原駅間の臨時バスが運行される予定です。
パフォーマンスの後、神鍋温泉ゆとろぎ前 21:15発 ⇒ 江原駅 21:45着のバスをご利用いただけます。
全但バスWEBサイト https://www.zentanbus.co.jp/toyooka-theaterfestival/

【団体お問い合わせ】
電話番号:070-2829-8458
メール:stillliveplatform@gmail.com

アーティスト:乾真裕子、小林勇輝、佐野桃和子、敷地理、たくみちゃん、中谷優希、前田菜々美、三好彼流、吉田拓
キュレーション:権祥海

Curator’s note

 パフォーマンスを主軸に共集の可能性を模索してきたStillliveは、今回、円形闘技場・演劇舞台を 表す「アリーナ(arena)」に着目し、生そのものに限りなく近いパフォーマンスの場を実験する。 最近、世界中の戦争、パンデミック、マイノリティに対する差別を目の当たりにしていると、世の中 がまるで人間が角逐する闘技場、または人間だけが主役である舞台に思われることがある。

 本作「生のアリーナ」は、あらゆる存在が尊重し合う場をコンセプトに、歓待、交感、治癒、祈 り、対話によって生の力、共同体のありうべき姿を体現する。今回会場となる神鍋高原キャンプ場 は、約2万年前の火山活動でできた山頂の噴火口とスコリア丘の隣に位置する。そこには人間と自然 が長らく交わしてきた対話の痕跡や、あらゆる生き物の呼吸の温もりが秘められているに違いない。

 今回私たちは、大地のエネルギー、自然の恵みによる生の円環を想像しながら、自立共生の村(ビレッジ)を作ることにした。会期中、実際にキャンプ場で共同生活をしながら、ファイヤサークルで焚き火を囲んで、身振り、励まし、呼びかけのような祭儀を行う。それは、Stillliveが試みてきた個々人を認識した上での 共集性が、キャンプ場という歴史空間に宿ることで、自然と村を形作っていく凝集の時間と言える。

​権祥海 KWON Sanghae

Designed by Yuki Nakaya